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千年の樹木にウクレレが響き合う 4度目の屋久島は 大和杉
2010.12.15
今年09年のはじめの事です
三泊で四度目の屋久島に行ってきました。
ぼくにとって屋久島は「動」ではなく「静」の島です。
じっと自分を見つめた数日間でした。
到着した日も宿でゆっくりして。
東京の同じ駅のご近所から来ていた方お誕生おいわいでお寿司やさんに行ったりして。
僕はやはり世界に行きたかったのだな、と思いだしました。
二日目は現地のお父さんや北海道からきた仲間や同士と片道2時間の登山をして
大和杉を観てきました。
ぼくはいったい
何のためにウクレレを弾いているのでしょうか。
ただただ自分らしい瞬間を味わいたい。そこに居合わせる人と自分の
出来る事で楽しみたい。
だからウクレレを背負って山に登り弾いてきました。
この山で味わうおべんとうのおいしさ。コーヒーのあたたかさ。
いままで食べたどの食事もその命のひとつ一つが同じようにおいしいかったはずです。
だけど、街では違う事を沢山考えてしまって、このおいしさを忘れていたようです。
次の日は農園でみかんの収穫を手伝いました。
自分が迷惑をかけたであろう人たちにどんなふうに思われているか何度も
頭によぎりました。
よるは農園の食事会に呼んでもらって鹿などのごちそうを沢山頂いて
すこし演奏しました。
僕はもっと世界を旅してそこで出会う人と音楽を楽しもうと思い直したのです。
動画は大和杉で弾いた、浜辺の歌。CDの Roots Trip にも収録されています。
<A HREF=”https://www.takahashishigeto.com/originalsoloukulelealbum/” TARGET=”_blank”>CDの紹介はこちら</A>