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ケアンズウクレレフェスティバル(オーストラリア)
2011.08.14
動画は最終日のタンクアートセンターでのコンサートの様子を
ファンの方が編集、アップしたものです。
他参加は有名なところでは、アカデミー賞のダニエルホー
日本からは岩男さんとスイートホーリーワイアンズも参加しました。
みなさん素晴らしい演奏で世界に日本ウクレレのクオリティを示していました。
ウクレレフェスティバルだからウクレレが好きな人、音楽が好きな人
が集まっています。
動画に収録された曲は
1ヒロマーチ
2グーファス
3ワルツイングマチルダ
ヒロマーチはウクレレソロのスタンダードでしょう。
ウクレレの良さを最大限に引き出す曲、アレンジ!
お楽しみください。
グーファスはアイルランドのダンス音楽がルーツです
スウェーデンでもカナダでもアメリカでも欧米各国で
大変受ける曲です。
やはり偉大なイギリスの文化というのは世界が憧れて
いるんですねぇ。
もちろんイギリス大好きなんでしょう、
オーストラリアでも
好評!
でした。
3曲目は
ワルツィングマチルダです。
オーストラリアの第2の国歌ともいわれる曲です。
カントリー歌手がカントリー風に歌っているイメージが
強いんですが、
ルーツをたどれば
この曲もグーファス同様にアイリッシュの
メロディですね。
アイリッシュ音楽は世界で郷愁を誘います。
歌詞はなんと、、
「放浪者が羊を盗んで警察に追いかけられて
捕まるくらいなら!と沼に飛び込んで。。。」
という開拓民の国ならではのものすごい歌詞ですが、
本当にオーストラリアの方々に愛されています。
フットボールの競技場で大合唱されるんですよ。
今回はこの曲を皆で歌いたい!
ウクレレにはどんなアレンジがいいのだろうか?
色んな映画やユーチューブのバージョンを研究し
アレンジしました。
映画だと「オーストラリア」「渚にて」などに
多用されていてすごく楽しく参考にしました。
歌詞を覚えるのもなかなか大変ですが、
毎日車のなかで歌いながら覚えました。
そしてコンサートの最後にみんなで歌いました。
皆歌ってくれたし、とても文化的に違いがありますが
この瞬間は、音楽を通じて気持ちが通った
ような気がしました。
大事なのは理解しあう態度を持ち続けること。
そしてよりよい明日を築いていくこと。
演奏後
何人かのお客さんが僕のところに来てくれます
シャツにサインしたり 少しお話したり。
その中の一人のおじさんは、
世界中のウクレレ奏者の演奏をこの上なく
注意深く見て来たけど、
あなたの演奏はその中でも最も繊細で素晴らしい
と泣きながら伝えてくれるんです。
僕も泣いてしまいます。
世界各地でその土地の空気を吸い、食べ物を頂き。
感謝しながら精一杯の演奏を
皆さんと分かち合えればそれでいい。
そんな旅のひと時をブログでご一緒してくださり
ありがとうございます。
またあなたの好きなどこかの街でお会いしましょう!