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韓国ウクレレコンサート
2011.11.01
今回は、今ウクレレが大ブームの韓国でのウクレレコンサート
に呼んでいただきました!
ということで、韓国の曲も含め準備しました。
こちらは韓国のTV取材を受け、放送されたウクレレコーナーの動画です。
韓国のビールをのみのみ飛行機で行きます。
今回も、よくあるウクレレフェスかなと思ったら。
様子が少し違う。
行くとですね。
ポスターがあるんですが
僕のアップです。。。
あ、メインのゲストだったの。。。
夕方から共演の彼らとコンサートのリハ。
リハの後はソウルのシモキタといわれる町に出て、路上ライブ。
路上ライブは久しぶりだったなあ。。。
ウクレレは音が小さいから路上演奏はなかなかやりにくいのだけど。
ここまで場を作って頂いたらきっちりやります。
そして若者の熱気と音楽で熱い夜になりまして。
夜はまたまた、皆で豚と鴨肉のむしたような料理を頂きます。
僕を呼んでくれたリーさんは焼酎を飲ませたくてしょうがないようです。
大歓迎を受けて、くたくたになってホテルにチェックインですが
本当は初日は路上ライブくらいだからホテルでリハしたかったのだど
今日はもう弾けないから寝てしまうのです。。。
さて、コンサートの日は
朝10時にお迎えがきます。
しかし寝たり無い、なのでホテルの食事を
すっとばして、インスタントラーメンで
腹ごしらえして、リハをやります。
あいかわらずコード4つほどのアリランのコード進行は
間違えるし、トラジも覚えられなくてひやひやです。
その後会場に行ってさらなるリハです。
通訳の方とかなりいろいろ打合せして段取りを決めていきます。
スタッフをやってくれる韓国のウクレレの先生たちがいろいろ
口を出してきて曲順なんかもその場で変わるんです(汗)
いつも一人でソロだから好き勝手にやっていたけど
曲紹介でも社長やスタッフや翻訳社さんと話しながら決めます。
曲の意味や演奏のポイントなど少しおりまぜたり
構成もいろいろ参加してもらって実は良かったのだなぁ。
そして楽屋でもお客様にも挨拶したり、
引き続きのTVのインタビューがあったりと。
(全く使われなかったけどね)
騒がしいことこの上ないなあ。
結局疲れて椅子を並べて横になります。
ひとしきり休んだら本番が始まっていて、いい感じなので
起きて行きますよ。
そうすると。とうとう僕の番。
司会の方に紹介されて出て行くと。
まずは照明が強くてあまりみえないけど、客席から
惜しみない歓迎を頂きます。
韓国語の初歩的な挨拶ののちに、通訳の方と
掛け合いで少し説明して、演奏に入ります。
本当に一所懸命に聞いてくれているのが顔を見て分かります。
いつもの曲だけど、いつも新しい。
そしてこの日の為にアレンジして練習してきた
韓国の民謡トラジも弾きます。
桔梗をとる女性の歌。労働の歌。
美しいメロディ。
このコンサートホール、(400人規模、クラシックのオーケストラも!)
2年前にできたぴかぴかのコンサートホールでウクレレ1本。
日本のウクレレ奏者が演奏する韓国の民謡です。
曲が終わるごとに拍手を頂いたのですが
この曲トラジを弾いた事で
会場の皆と深く関わりを持ったような気がします。
最後の曲は月の光。
袖に戻る間もなくアンコールを頂いて、アリランを歌います。
映像を見るとわかりますが、皆一緒に歌ってくれます。
フィナーレはハチ&エリ、アフリカンドラムも交え
韓国民謡の焼きぐりタリョンを演奏します。
嵐のようなサイン会、サインして握手して写真を撮ります。
みんな喜んでくれるから僕も嬉しいのでハッスル。
最終日は観光だけど。
やはり旅の最終日は寂しいのです。
その土地で出会った
良くしてくれた人と別れる時はいつも
涙。
広島便は夕方だから、この日は社長と奥様が
僕のリクエストで博物館に連れて行ってくれます。
見学後、カフェでおしるこを頂きます。
これは昔のおやつだそうで、日本と同じなつかしい味。
多くのもの、稲作も含め朝鮮からもたらされていますね。
すごく近くて深いつながりのある国なんですねぇ。
そして空港へ。
お別れも風のように。
かれはビジネスマンだからあまり感情的な部分は見えにくいのですが、
あえてよかったなぁ。
さて空港の免税店、CDの売り上げの一部でお土産ののりを買いましょう。
飛行機の機内販売で帰りに買おうと決めてたマフラーを買いましたよ!
もうすぐ韓国も日本も寒くなります。