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高橋重人:SHIGETO TAKAHASHI

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日本の美意識 かな:同じ文章でも美意識の反映できる文字。

日曜はかな書道を学びにいったのです。

書の稽古だけではなく、先生からいろんな話をきかせてもらうこと。

これも習い事の醍醐味の1つとおもいます。

今回は

変体仮名について歴史を教えてもらいました。

 

【変体仮名とは】

 あいうえお〜50音のひらがなに加え

 明治33年(1900年)以前は50に限らず

 よりたくさんのかなを

 普通に使っていたとのことです。

 なぜ50になってしまったのでしょう?



 現在の(い)は(以)のくずれたものだけですが

 別の(伊)(意)がくずれたカタチの(い)など多くの文字

 があり、非常に多様だったのです。

(これら今の50音のひらがなに対して変体仮名とよんでいます)


 明治という時代背景として

 富国強兵、列強に追いつくにくには意思伝達の手段を簡単にして

 浸透させる事の速度が重んじられたのですね。

 教えることを効率化し、

 先生達を量産する必要があり教えるべき内容も簡単にしたのです。

 

【変体仮名の生存領域】

 書道や看板の世界ではこの変体仮名はいまなお生きています!

 どのように使い分けられるかといいますと、文章中に

 同じ(い)が続く場合、全体の美しさを考えていろんな

 (い)を配置していくのです。

 リズムを整えるために縦線をのばしたりしやすい字など

 いろんな選択肢がでてくるのです。

【多様性を表現し磨ける文字たち】

 この統一がなされる前は、日本人で文字が書ける人達は普通に

 いろんな(い)だの(あ)だのを用いてその人らしい文章表現

 というのが今より多様に表現されていたということでした。

 その統一後ということですが、

 簡単に教えられるものは、やはり多様性という要素を

 そぎおとしたものとなってしまいました。

 できれば、選択科目くらいでこのかなを教えてもいいかと

 思うのですが(高校の書道ではかなをやるのだろうか?)

 しかし、この国では学校教育ではないけど、気軽に街の教室で

 この歴史的な文字、表現が学べるのです。

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おなじ文章を書いても、個人の美意識を反映し磨くことができる文字

(変体仮名)という文化を持つこと。

素晴らしいではないですか!

いろは、をドレミに置き換えてみたらどうでしょう。(今後に続きます)

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