ウクレレソロの高橋重人(ハワイアンピッキングスタイル)演奏依頼は、ご相談を承ります。
Shigeto Takahashi is making new ukulele style based on traditional Hawaiian picking.Study and blend East and West culture to make next.

高橋重人:SHIGETO TAKAHASHI

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NYでウクレレ弾こう 最終日 カフェでソロライブ

起きたら二日酔いです。
今夜ライブなのに。

がんばったら弾けないから。
ゆーっくりおきる。
ということで。Carlitos Cafe DJルイスに電話します。

僕  「ルイス?」
ルイス「重人?」
僕  「僕、あなたのお望みとおり45分演奏できます」
「で、何時にどこにいけばいいの?」
ルイス「9時からライブだから、八時半までにおいで」

そしてカフェのWEBページに紹介されてる僕を確認!
英語でライブ予定に書いてもらうかなり新鮮な体験です。

ということで、昼は自然史博物館にいきます。
まともにみると何日もかかるという巨大な館で、
世界中の剥製。象の群れ。巨木の輪切り。
日本コーナーには三種の神器なんてあるんですが、
どこからもってくるのでしょうか。

知っていますか?
知っていたら教えてくださいね。

 

象の剥製

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨木わぎり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜は起きたら指ならしする時間もなく、地下鉄に飛び乗り
carlitos cafeへ。

ルイスはメールによると不在。
バーテンを訪ねなさいとのこと。

調べるとカフェのあるイーストハーレムは治安が悪く
ガイド本に用事がない旅行客は足を踏み入れぬようにかいてあります。
たしかに町の灯りも暗く、大通りから一本はいるとヤバい空気。

ハーレムのカリトスカフェ

到着するとバーテンにセッティングを聞かれるのでマイク二本頼みます。

スペイン語はあまり知らないのでWEBサイトで挨拶だけ勉強しました。
オラ!

たった四泊のNYですが、路上、セントラルパーク、ついに
ローカルのカフェでライブをやってしまいます。

ピーナツペンダーを弾くと、黒人が乱入しステップを踏んで共演。
文化が違います。

ニューヨークのカリトスカフェ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステージの後、帽子が回ってくると、中にはお金が。
じっと一番まえのソファーで腰掛けていたスーツの紳士が
そこに追加で20ドル札を目の前で入れてくれます。

おまえはビザをとりなさい。のような事を言ってくれますが。
僕の英語ヒアリング力ではあまり理解できません。

そしてグラシアスといいながら出会いに感謝してハグします。
言葉より伝わるその声の色。目の輝き。握手した手の温もり。
短い時間を供にしただけなのに不思議です。

コロナを頼むと、サービスで頂く。
ちびちび1時間くらいお店を楽しんで岐路につきます。

一夜空け元気です。道を聞いて飛行機になんとか乗ります。

ありがとうニューヨーク。
迷っている人たちがくれるアドバイス。
行く前にそんな言葉にこだわっていた自分がいました。

全く今まで来た事のない場所で芸術にふれ、
異文化にふれ、そして演奏して。
それらのこだわりを手放して帰ってきました。

飛行機では釣りバカ日誌13をみて笑い
羽田からライブハウスに直行してまた弾きました。

迷うときが皆さんあると思いますが、
自分自身がやりたい事を問い、実行すると案外
どうでも良かったことに気づくかもしれませんね。

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