BLOG
昔話を聞いていく。
2014.01.02
こんにちは!
旅も終わりこれから帰国です。
やはり名残おしいですね。
動画はノートルダム寺院前で弾いた月の光です。
まず、来てみて分かったのは僕はやはり
西洋の歴史について僕は全然、知らないという事。
全てを知る事は出来ませんし、その必要もありませんが。
自分がやっているポピュラー音楽についても
その産まれた過程も対して知らない事。
ましてや産まれた場所でなぜそういう発展をしたか
これを知らない。
もうすこし、少しずつ、学んでいこうと
思うのでした。
さて、昨年末から、自分の中で今後のテーマを
伝統の上に最新を構築する
とおぼろげながら考えていたのですが。
僕が見たヨーロッパはそれをやって来たようです。
もちろん大きな破壊もあり、無意識に残って来たものも
あるでしょう。
しかし、多くの意識的な古典の保護や研究がなされて
揺るぎない評価を持っています。
また、自由や権利を命をかけて勝ち取って来た歴史。
特にフランスは王政から革命を成功させて市民の政治に
変化させたという歴史があります。
もちろん、血を流す事は嬉しくはないです。
ただ、そこまでやって得たものだから彼らは
大事に、まもり、脅かすものには反対意見を言う。
そういう風土がある様子。
メディアや主流の人のなすがまま、
雰囲気などに流されるままが良いとは
決して言えないと思います。
音楽や芸術の扱われ方も同様に考えて行きたい
流されず、僕も自分なりに価値を考え
これからも伝えていこうと思います。
僕も、少し知識を得ると、そこにとらわれてしまい
あたらしい情報を逃してしまう事がおおいですが
やはり特に先輩や先人の意見を聞き、傾聴し
血のつながったおじいさんやおばあさんはもう
亡くなっているのですが、父母、出会う先輩かたがた
の意見をしっかり聞いて行こうと再認識しました。
これは行動によって伝統に対する尊敬を形作る
という癖をつくるのに良さそうな気がするのです。