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海をウクレレで弾くと海外でウクレレを弾くことに。。。なる?
2012.11.26
日本の童謡、唱歌にはいい曲が沢山あります
なかでも僕が好きなのは
この海の曲。
歌詞で
海にお船を浮かばせて
行ってみたいなよその国
という部分にとても小さいころ惹かれて
ああ、よその国には船でいくのか
と思ったらしいのですが
実際には飛行機が主流ですね。
学生の頃はケチ生活をしていたし
実家がお店をやっていたので家族旅行などもなく
海外に行った事がなかったのですが
社会人になってお給料をもらって
初海外で台湾に行ったときはコウフンしましたね!
そして、話が少し飛びますが
よく、願いは言葉にするとかなうなどと言いますが。
あれって本当かもしれません。
少し話を過去にもどしますね。
僕は学生の最後の年にウクレレを再び弾き始めていました。
当時は東京のウクレレコミュニティに名人みたいな人が
いて、全然僕は足下にも及ばないようなレベルでした。
だけど、
悔し紛れか僕は。聞いてくれる友人に
「僕は日本じゃないんだ、世界でウクレレを弾く!」
と豪語していました。
今聞いたらア●か。。。と思いますね。
この時点で当然全くのノープランです。
パスポートも無く、飛行機の切符の買い方もしらなかった
のですが、よくぞ言ったものです。
その後もそんな事は無責任に忘れておりましたが、
実は無意識にこの言葉が叶うような条件を求めてどんどん
脳が指令を出していたとしか思えないような、その後なんですよ。
世界で通用するに違いないようなスゴイ演奏をする(と思った)
今でも尊敬している森師匠に出会ったときに
(弟子はこれ以上取らんと仰っている時期でした)
(それまで人に習う気など全く無かったのにもかかわらず)
「先生!僕どこまでもウクレレが上手になりたいんです!」
と弟子にしてもらったり。
出張の多い部署でバンバン飛行機に乗って旅感覚を養ったり。
海外旅行ににくときにはおそるおそる、ウクレレ持って行ったり。
そして、さいしょは
ちょっとその辺で弾いてみる。
そんな、程度でした。
しかし
やがて、暴挙にでます。
NYのウクレレフェスティバルに突撃し、
オープンマイクで弾いたところ。
ウケた!
結構前なので今では演奏も変わりましたけど
勢いありますねぇ。(人ごとか)
そんなこんなで、そのころはお給料の全額を
いろんな楽譜だの、教則本だの
(ほとんど役にたたないですが、、、たまに1ページとか宝があります)
レッスン代、そして渡航費用等にあてていたのですね。
そして、段々友人が増えて滞在先ではお宅に泊めてもらったり、
プロのビルダーさんにウクレレつくってもらったり。
クルマで丸一日ドライブにつれまわされ、じゃなくて連れていってもらったり。
貨幣を介在しない価値の交換がちょくちょく発生してきました。
ウクレレってスゴイなあとこのころ実感しましたね。
そしてある日、文通していたスウェーデンのおじさんが推薦してくれて
ついに叶ったヨーテボリのフェス出演。
(いろいろあって、2泊4日弾丸ツーアで時差ボケボケでしたが)
このときも、海を弾いてきました。
スウェーデンの短い夏がきた!って少女達も喜んでいる時期。
晴れた太陽の下で日本の海の曲を弾く。
ただたんに、外国にいくというだけではなくて
お互いの文化を尊重し合うような芽を作る。
そんな活動が僕の無意識では、したかったのかもしれませんね。
さて、今の社会に話をもどすと
大人になると、だんだん周りの雰囲気にのみこまれて
もともとの自然な気持ち、
たとえば
いって見たいなよその国
なんてのは押さえ込んじゃうことが増えてきます。
しかし、それはきっともうどうしても、わき上がるものが押さえられなくて。
ずっと押さえているとおかしくなってしまうかもしれません。
こんなふうな飛行機の切符の買い方も知らなかった僕でも
世界で弾くぞと言葉にすると行けちゃいましたし。
一緒に言っちゃいましょうか?
よーし、言うのはタダですよ!
海外でも日本でも好きな場所に好きなだけいて、(船でもいける)
演奏、レッスン、WS、またはそれに限らず好きなことをやる事で
皆の役に立てるような自分自身のありよう、になっている。
遠からず。
というわけで
貴方も子供の頃の大好きだったことや
欲しかったもの、成りたかった姿、やりたかったこと
押し入れから拾いだして来て、言葉にしてみてはどうでしょうか。