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2011年のウクレレ演奏活動まとめ
2011.12.31
皆様 こんにちは今年もおせわになりました。
今年は3ヶ日に地元のカフェで演奏・ネット配信して 演奏に力が入る一年にしたいとおもったのですが。
(元旦の初回の演奏動画)
結果として日本よりも、アジア・環太平洋で演奏する。
ウクレレ演奏=アジア元年 になりました。
実は2月のライラのライブ以来国内で演奏してないんですね。
この当時もエンジニア業で毎週平日は広島出張で週末東京という日々でした。
そして3月に記念すべきタイの1stウクレレフェスティバルで演奏します。
4月の人事で広島に異動になって 国内の演奏はその後企画がありませんでした。
海外のフェスやコンサートのオーガナイザーからしてみると
僕が東京にいようが、広島にいようが大差がなく、
どんどん前にも増して声をかけてくれました。
エンジニアの仕事が忙しく、かつ異動でほぼ知識も環境もゼロスタート
夜勤シフトにも入って精神的にも肉体的にも参りました。
はやくこの時間が 過ぎてほしいと忍耐しながらの期間もあり
そんな中での演奏活動でした。
だから数ができませんがいつも通り1曲1曲魂を込めます。
海外に行く時はその土地の文化や曲を学んで持っていきました。
タイは、チャンソングという象の曲とフェスのテーマソングをタイ語で歌う。
やっぱり、反応が違いましたね。
タイ語で歌う日本人なんてほとんどいないでしょう。
ケアンズはオーストラリアの第2の国歌と言われる
ウォルツィングマチルダ をこれも歌いました。
フェスのコンサートの打ち上げ的な酒場でのパーティでも
急きょウクレレを借りて マチルダを地元の皆と歌いました。
おまえは日本人だけどオージースピリッツがある!
っておじさんに喜んでもらってね。
韓国はトラジという労働の歌
アリランと並ぶ朝鮮の2代民謡を演奏しました。
とても綺麗な曲なんです。
アンコールでアリランを歌いました。
TVの動画でも皆一緒にアリラン歌ってくれる様子が感動的です。
スタッフに歌いましょうを韓国語でどういうか聞いたのだけど。
重人さん、韓国人はねアリランがはじまったら
もう自然に皆歌っちゃうんです。必要ないですよ。
ってその通りでしたねえ。
演奏主体ではないけど年末の台湾も台湾アーティストの
ジェイ・チョウの 曲をアレンジしてワークショップで演奏しました。
こんな説明を入れて。
僕は外国に演奏に行く機会を多く頂いていますが、
その時にはその国の言葉や 文化、歴史をできるだけ勉強していきます。
なぜなら 文化的な交流ができることはとてもうれしく、
それぞれの文化を尊敬して いるからです。
そして その気持ちを自分から率先して行動にあらわすことがとても大事だからです。
最後になりましたが、この説明が僕の演奏家としての今の立ち方 立ち位置を表しているような気がします。
ただ演奏するだけじゃなくて、文化を通じて心をつないでいきたい。
来年は練習量を増やして、音楽の本質的な部分を底上げしつつ また演奏したいなぁ。
あまり日本で演奏できませんでしたが 皆様応援ありがとうございます!!!
2011年12月31日 ウクレレ奏者 高橋重人
matilda
ukulele love
moonlight