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台湾旅行紀 2008
2010.09.07
2008年の夏に台湾旅行に行ってきました。
目当ては故宮博物院の書だったのですが。
そこで待ち受けていたものは違うものでした。
金曜、職場で打ち合わせなどして、昼にセンパイのIさんと 抜け出します!
成田で二人でとんかつと、日本酒にお別れしました。
飛んで、着陸時、なんと虹が見えます。隣の親子も喜んでいたなあ。
今回現地でハワイアンバンドをやっているリッキーミヤさんに
メールしてみたら、是非 会いましょうということになります。
ありがたいことです!
結局安いツアーのバスがぐるぐる回った後1時間おくれてホテルに到着。
恐縮したが温かくお友達のH和尚と迎えてくれています。
すぐに荘さんのギターアンサンブル(台湾で5指に入るという)
の練習会場に案内してもらいます。
僕はウクレレを弾いて、
彼らのアンサンブルを聞かせてもらって交流を持てた。真剣ないいアンサンブルなんです。
その後台北のスウィングというジャズクラブへ。
薄暗く、ジャズマンの写真が掛けてあり、アップライトピアノ、
ベースに小さなドラムセットがある。いろいろ話をしながら
四人でお客さんとマスターのジャズトリオを聴きながらすごす豊さ。
この辺で日付が変わります。
H和尚は職業上言う事に重みがあって、縁にはその機を結びつけると
機縁となり、よりがっちりかみ合うとのことでウクレレを少し弾きますよ。
その後ミヤさんと別れてH和尚が温泉に連れて行ってくれることに。
温泉はディズニーランドのアトラクションのような岩場で噴出す面白い温泉ですよ。
ここで飛行機疲れをとって風呂上りに焼きそばと台湾ビール。
そこでもいろんなH和尚のお話を聞かせていただきます。
死を前提に生きることの話やいろんなことごと。
宿に着いたのは3時前後。
空は明るむころ。
二日目は昼前に何とか起きて有名な小龍包のお店にいきますよ。
その後台湾新幹線で台南へ行く。新幹線の台南と台南市内は離れていて
バスで向かいます。
孔子廟に向かう。巨木のある孔子廟。
楽器が多く展示されていた。孔子は楽礼ということを説いてますね。
音楽というのは高い位置にあったようです。
一回りして出ると巨木の前でサックスの3重奏がライブをやっていますよ。
トイレに行きながら聞くと、日本の涙そうそうを演奏しているんです。
またおつまみと台湾ビールを買って帰りのバスに乗り、新幹線で帰ります。
帰りのホーム、なんともきれいな青い空。夕暮れ、紫色。
午後9時に台北に戻り、そのまま士林観光夜市に見学に行って戻ります。
すると夜H和尚から電話があって、明日の予定について提案。
なんと台湾で初めて開催されるK−1に関連があるということでチケットを
貰える事に。H和尚がチケットと夜食をいっぱい持ってきてくれた。
3日め。眠くてしょうがないのになんとか起きて故宮博物院に行います!
そしてバス、電車、タクシーを乗りつぎK-1会場に行きます。
世界一流の格闘技の試合を生で見られるのはありがたい。
H和尚は試合終わって会場に到着、台湾の偉い人に日本酒を持っていく。
そしてホテル近くまで帰ってミヤさんと合流。
夕食、そしてマクドナルドでお茶を飲んで解散です。
最後にあなたとは今後もお付き合いしていくことになると言って頂きます。
日ごろ、流れの中で出会う人に縁を感じ、礼を尽くしているか?
問い直すべき部分だと感じた。
この旅に面白がって付き合ってくれたI先輩、ミヤさんH和尚ありがとう!
そしてH和尚いわくIさんと僕の第二の名刺を見ながら考えたらしいが。
ウクレレの音色はとても人にとって自然で受け入れ易い、だから
人を癒す方向、たとえば介護が必要になってしまった方の回復に
関わるような形で研究を進めるようにということだった。
それを台湾に持ってくれば第一線の技術になる。とのことです。
K -1のステージを後にしながら、とかく華やかな世界はあるが、なるべく
遠ざけること、酒は飲みすぎないこと日陰でいいから本当に人の役に立つ
ようなことをするといいとH和尚は教えてくれます。
ありがとう台湾。