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釜山でのウクレレコンサート終了!アリランとトラジに秘められた深い意味とは
2014.03.29
■こんにちは!
高橋重人です。
釜山とデグのワークショップ&コンサートを終えて
無事帰国しました。
■ワークショップとコンサートでありながら
日本と韓国の(小さな規模ではありますが)
文化交流という側面もある旅でした。
お招き頂いたブルース先生は韓国の
ウクレレの先生の先生です。
■彼の生徒さんたちは、音楽専攻だったり
高校、中学、幼稚園の先生達だったり。
非常に先生率が高いのでした。
なので、自然と教える、教わる
ということについて、彼らは常に考えています。
僕のワークショップも
喜んで頂けたようで安心しました。
■コンサートでは
最初にブルース先生をはじめ
ホスト側の演奏。
その後僕が演奏させて頂きました。
トラジという韓国の美しい歌も演奏しました。
最後にブルース先生とメドレーで
浜辺の歌~アリランを演奏しました。
(冒頭の動画はヘウンデという釜山近くの浜での映像)
■はじめにアリランを一緒に弾く提案をしたところ
ブルース先生から浜辺の歌とメドレーにしようと
さらに提案があり。
浜辺の歌はブルース先生が
アリランは僕がメロディを弾く。
そしてお互いに伴奏をしました。
つまり相手の国のメロディを弾いた
ということです。
■釜山ではその後
生徒さん達も交えて
サムギョプサルを食べに行きました。
ウクレレも皆で演奏し歌います。
最後はアリランをみんなで歌いました。
■その後、ブルース夫婦とキイチ先生
(香川からの参加ありがとうございました。)
と2次会に行き。
沢山の話をしました。
印象的だったのはアリランとトラジの
真の意味を教えてもらったことです。
彼らもそこまでは知らなかったそうですが、
今回、調べて驚いたんだそうです。
■アリランの歌詞の翻訳では
アリラン峠を超えていく人
私を捨てて行く人は、足が痛む
という女性が男性を思う?
ような歌詞にも受け止められるのですが。
奥に秘められた意味は
自分自身の魂の深い部分
を探しに山に登って行く。
もしも自分自身に出会えなければ
自分は傷ついてしまう。
なのだそうです。
■トラジにしても
表面的には桔梗をつむ女性の労働歌
と解釈していたのですが。
こちらも、同様に
自分自身を探す道
というような内容だということです。
シンプルで一番身近な歌に
そのような良い内容があるというのは
素晴らしいことですね。