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活かすものと削るものと
2014.01.02
2014午
はい! すっかり2014年になりましたね。
ことしも宜しくお願いします。
パリでは芸術に格付けがあって7大芸術の 最高が建築だそうです。
音楽は何番目でしょうか。。 (勉強しておきますね) また、美術館で各部屋にあるカードをみていると ルネッサンス時代に絵画のテーマにも順序がつけられて 静物画が一番したでその上が風景です。
位が高いのが宗教画や歴史画となっていました。 もちろんそういう既存のアカデミズムをぶちこわすいくつもの流れや勢いができたのでそれが 全てではないですが 食べ物やレストランやホテルなどなんでも 格付けするのがヨーロッパの文化でしょうか。
分かりやすくて便利でいいですね。
そしてその絵画の格付けの理由がちゃんとあり 技巧の上手さだけで描ける静物画や風景は下のランク 歴史認識や、絵画の視覚的効果を最大限に利用して テーマとなる宗教的な意味や歴史のことに内在する 人の内なる様々なことを表現する 絵画が高い位置になったというのです。
非常に分かりやすい説明でした。
後の自由な風潮を好む人がこういう 蘊蓄を否定する傾向もありますが、 それはそれでいいですし、 ただし、あたらしい否定がうまれたのは 古いものが合ったからという場合も少なくない。
だから、全否定ではしょうがないわけです。
活かすものは活かし、削るものはけずる。
そんな風に活きたいとおもうこのごろです。