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【DVD予約開始!】ウクレレ忘れて台湾にウクレレのDVDを収録しにいった。
2013.02.26
空港で荷物をスキャンするときに。
あれ?!
おかしいなと思ったのです。
一昨年の年末
台湾にウクレレのレッスンDVDを収録に
いくときなのですが。
■あ、ウクレレわすれた。
しかし、もう取りに戻る時間はないのでした。
もうね、飛行機に乗る前から。
どう言い訳しようか考え続けるのです。
もうビールとか呑んじゃってね。
■そして
しっかり持って来たのは
DVD用にアレンジしてきた譜面2セット。
鉛筆手書きの原本と。
コピーを一式。
■そう、前日の真夜中まで
譜面は直して、コピーも切り貼りしてね。
準備していたのです。
海外いくときは、前日に荷物を全部用意
するのですが、
■今回は譜面の準備が一番重要で
とにかく直前まで書いては直し
書いては直し。
荷物は結局、当日の朝用意したのでした。
■ライブやコンサートなら楽器が一番
体調と、最後に出てくる音が一番でしょうけど。
教則関係というのはもう、設計=譜面が一番です。
僕は別にカリスマとか雰囲気とかそいういう
キャラじゃ(きっと)ないので。
とにかく、いかに弾きやすく
音楽的に聞こえるか。
それを精度よく,再現してもらう助けが
できるか。
■そこにとにかく集中したのです。
その精度を挙げるには、とにかく
設計をしっかりすること。
譜面として頭の外に出して吟味
しつくすアレンジ。
そして、説明する言葉。
■勉強の助けになるDVDにしたい!
その一念で
構想半年。
譜面作成に半年。
撮影1日
その後の直しに1年
(譜面も、キャプションも直す直す)
という
ハリウッド映画なみに?
■こだわり抜いた。
譜面を書いて書いて。
しっかり2部
カバンに入れて。
■ウクレレを忘れていった。
高橋重人のシグネイチャーモデル
で撮影したかった、制作側は。
「ナニヤッテンダヨ!!!」
「ノープロブレム!」
「スコア イズ ヒアー」
「ディス イズ モスト インポータント!!!」
「ザンネンデス」
「プリーズ ウクレレ!」
「イエス ウィー ハブ マッチ ウクレレ!」
■ということで
なんとかしのいで。
お借りしたウクレレで
撮影、ワークショップを行いました。
■しかしですね、
実際にウクレレだけ持っていって
譜面を忘れていたら。
撮影は決して完成しませんでした。
なんと、着いた日も譜面を
まだ直し続けていたし。
じつは、収録後も。
譜面を直しているんです。
■DVDに付属の印刷譜面は
修正前のバージョンになっていて。
初回限定で付属する手書き譜面の
写し、は現状のバージョンに
なっています。
■そう、譜面は生き物。
進化し続けるのです。
■じつは、説明を英語でやれ!
と依頼されまして。
ぼくは、ダメだと断ったのですが。
インターナショナル風味を出したいらしく。
しぶしぶ、下手な英語で説明収録しました。
下手な事が分かっているので。
英語と日本語のキャプションは頑張って
話し言葉とは全然、多い情報量で書いています。
■日本語字幕を見て頂ければ僕の言いたかったことは
しっかり伝わるようにしています!!!
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コンサートと教材というのは根本的に違う
演奏会では、体調と練習、楽器
の総合で最後に出た音が大事なんだ。
しかし、教材というは本人ではなくて、
多くの人がそこから学ぶもの。
設計こそが命である。
設計とは、言葉であり、譜面である。
自分の外側に出すという行為が再現性に繋がる
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